行政書士蔵本徹馬です。
建設業許可取得人として日々活動しております。
さて、今回のテーマですが、最近質問を頻繁にうけています。
各工事現場には1人親方と言う個人事業主で建設業を営んでいる人が数多くいます。
ただ、昨今現場に入るためとして金額の有無を問わず建設業許可が無いとダメと言われるケースが非常に増えてきているようです。
ちょいとずれましたが、以降あくまでも私のクライアントから聞いた話と私の私見で述べていきます。
なぜ1人親方でやるのか
ほとんどの方が自由にやれるからという回答をするかと思います。
取引先、現場が自由に選択ができる、これは大変魅力的ですよね。また、他人に縛られないでいられると言うこともあるようです。
しかし、この自由も一歩間違うとわがままとなる場合があります。
あるクライアントからの話では、安全衛生に関する周知をするから朝礼に参加して欲しいと伝えたら、請負契約である以上指示を出される覚えはないと言って朝礼に参加しなかった。顧客は別に朝礼に参加しなくても構わないが安全衛生に関しての手続を自身でちゃんとやってくれていればいいのだけどこのような回答する人は大概ほったらかしにして何食わぬ顔で現場に入ってくるそうです。
実は、この安全衛生に関する手続きをしてないと現場に入ってはいけないと言うものがあるそうです。
本来は各社、事業主が手続きをするものです。
ですが、忘れてしまうが多々あり、それにより現場に入場できないとなるので、ある種親切で教えているのですが・・・
自由であるけど、自分ですべてについて責任をもって対応をする、これが出来ない方が多くってねぇー。
で、言わないと、行政側から指導が入った際にクライアントが言わなかった、連絡不備があったとか主張する始末。
なので、今後は1人親方を入れない方向で運用しようかと思うんだよね、という話を伺いました。
1人親方がやることだダメではない・・けど
単に工事だけ完成させればいいんだろうと言う姿勢の1人親方は今後契約が取りにくい時代が来るだろうと思っています。
人手不足のこの時代にそんなことと思うかもしれません。
ただ、現実問題としてその流れは少しずつ出てきてます。
とある現場にて人手を集めて欲しい・・・1人親方以外でという話が最近増えてきているそうです。
会社の場合、会社の代表者にこれこれの書類を用意お願いしますと言うように連絡伝達がしやすいそうですが、1人親方の場合、個別に案内をしないといけないのですが、なかなかつかまらないので結果として多くの時間を割くことになる。
自己管理がきちんとできればいいけど、自由だからという働き方で来た人達はどうもその辺が・・・・
という嘆きを多く聞いております。
また、インボイス制度など個人事業主を取り巻く環境が大きく変化してきています。
これまでのような、手元に多くお金が残るからと言うこともなくなるだろうなぁーと思われます。
また、社会保険料の高騰もあり、尚更そのことは加速すると予測されています。
1人親方でやるならば徹底すること
自己管理を徹底して、必要な手続きを期限までやる。この手続きは入場する各現場において必要な手続きが様々あります。それを自分ですべてを把握して期限までに必要書類を整えて提出する、これを徹底できる人は1人親方でやっていても今後も契約が取れていくと思います。
しかしながら、特定技能制度を利用する会社が今後増えてくると思われます。
この制度を活用する会社は自前で人手を管理することが可能です。
必要な手続きなども容易にできます。
このまま特定技能制度が業界に浸透していくと1人親方でやっていくというのはかなり困難になっていくかもしれないです。
これからも1人親方を続ける方は技術力はもちろんですが、信用力を維持することも意識していく必要があります。
信用力の1つに建設業許可を持っていると言うこともあるかと思います。




